こうしたいと思うのに不安でできない。
将来のことが不安でたまらない。
なにもかも自信が持てず不安で仕方ない。
どんな人生にも不安はつきもの。
未来も正解も誰にもわかりません。
だから、どんな人でも不安になるのは自然なことです。
不安って、言葉の響きからしてネガティブですよね。
不安なのは悪い状態なんじゃないかとか、早く不安をなくさなければとか思ってしまいがちです。
頭では、そんなの当たり前の感情だってわかっているんですけどね。
そんなときは、何度だって自分に言い聞かせればいいのです。
不安なのは自然なこと。
人として自然なこと。
悪いことでも、否定すべきことでもないんだと。
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ただその一方で、不安がっていてもどうにもならない、というのもまた真実です。
不安だ、不安だ、不安だ…
そうして必死に苦しがっていても、残念ながら何も変わりません。
現状も、将来も、何も。
どんなに不安がっても、いいアイデアは生まれません。
思考も先に進みません。
心身が休まるわけでもありません。
不安に思っている本人は本当に必死なのに、残酷なことです。
でも、そこはもう受け入れるしかありません。
本当のことですから。
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だから私たちにできることは、不安を抱えながら進むこと。
これだけです。
不安なままで大丈夫。
不安なまま、何ができるか考えて行動しましょう。
頭がいっぱいで何も考えられないのなら、とりあえず強張った心身をゆるめてあげましょう。
それがあなたにとって今できる最善のことです。
私もときどき強い不安に襲われます。
そんなときは、とりあえず「ゆるみスイッチ」を押してあげれば、一旦冷静になれます。
不安がっていても仕方ないから今できることをやろう、と思えるようになります。
不安に囚われている状態って、とても苦しいですよね。
だからとにもかくにも、一回その状態から抜け出しましょう。
話はそれからです。
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大丈夫、みんな不安です。
みんな不安だけど、なんだかんだみんな生きてます。
だから本当に大丈夫なんです。
焦りをおさめ、不安を抱えたまま、今日も一歩ずつ進みましょう。