横浜駅から徒歩7分ほどの場所にあるセクシュアルマイノリティ向けコミュニティスペース「SHIPにじいろキャビン」に行ってきました。
SHIPにじいろキャビンとは?
NPO法人SHIPが運営するコミュニティスペースです。
セクシュアルマイノリティの当事者はもちろん、セクシュアルマイノリティに理解のある人なら誰でも利用できます。
テーブルやソファのあるフリースペース、パンフレットが多数取り揃えられた資料コーナー、セクマイ関連の本がずらりと並ぶ図書コーナーのほか、フリーのお菓子やドリンクもあります。
- 開館時間: 水・金・土 16:00~21:00、日 14:00~18:00
- 利用料: 300円(中高生無料)
- アクセス: 横浜駅きた西口から徒歩7分
(2016年8月3日現在の情報です)
筆者について
クエスチョニングという概念を最近知り、自分がそれに当てはまることに気付き、セクマイのコミュニティに顔を出してみようと思い立ちました。
「横浜 セクシュアルマイノリティ」で検索してSHIPにじいろキャビンの存在を知り、本日、どきどきしながらひとりで行ってきました。
スペースの様子
SHIPにじいろキャビンを一言で表すと、セクシュアルマイノリティのインフォメーションセンター。
セクマイに関するあらゆる情報が一挙に集まる場所、という印象でした。
こぢんまりしたスペースに対し、資料や本の量が尋常じゃないです。
今回訪れた際は、スタッフさんが1人と、訪問者が私を含めて5人ほどいました。
訪問者同士でおしゃべりしたり情報交換したりということは、意外にもほとんどありませんでした。
各自黙々と本を読んだり、パンフレットを探したりしていました。
このときがたまたまそういう雰囲気だったのか、それとも大体こんな感じなのかはわかりませんが、人と会って話したかった私としては、思ってたのと違うなぁ… とおろおろ。
そのとき、たまたまNPOの代表の方が帰って来られたので、お話をすることができました。
代「同じセクシュアリティの人と話したいと思ったら、イベントに参加するのがいいですよ」
私「自認は女性なんですが、性的指向がクエスチョニングです。そういう人でも参加できますか?」
代「できます。このイベントがおすすめですよ」
私「あ、スケジュール空いてる。参加してもいいですか?」
そんな感じでとんとん拍子で話が進みました。
自分ひとりで「どうしたらいいものか…」と悩んでいたのが嘘のようにスムーズでした。
あと、思いきって訪問者の方にも一人二人お声をかけてみたところ、「こんなコミュニティがあるので良かったら」と、その方々が参加しているセクマイコミュニティの案内をいただけました。
まとめ
状態や内容に関わらず、セクシュアリティについて悩んだらとりあえずここに来れば何かしら得られる、そんな場所でした。
意外と静かめの空間なので、緊張して口を噤んでしまうかもしれませんが、思っていることや知りたいことがあったら遠慮なく聞いてみることをおすすめします!
ちなみに、今回いらっしゃったスタッフさんはめちゃくちゃ優しく柔らかい感じの方でした。
代表の方はいかつく無愛想(?)に見えますが、相談すれば親身に真剣に聞いてくれるし、ピンポイントで的確な情報を教えてくれます。
初めて訪れたらぜひ、挨拶がてら、あれこれお話をしてみることをおすすめします。