今日は一日中うつ状態にはまりこんでいました。
せっかくなので、うつのときにどのような状態になるのか、個人的な一例として記録してみようと思います。
体調の変化
- 頭が重い
- 体が重い
- 腕が重い
- 手に力が入らない
- 瞼が重い
- 表情が暗い
- 表情が変わらない
- 涙が止まらない
- 全身がだるい
ときどき、ごく軽度の睡眠障害。
摂食障害はほとんどありません。
手に力が入らないため、フライパンや食器がずっしりと重く感じられます。
ひとつひとつ注意しながら、よいしょ、と持ち上げます。
包丁は危なくて持てません。
また、後述する思考力の低下も相まって、タイピング速度がいつもの十分の一くらいになります。
行動の変化
- 仕事ができない
- 家事ができない
- 好きなことができない
- 楽しいことができない
- 何も手につかない
- 体を起こしていられない
- 昼夜構わず寝る
- 非常にゆっくりとしか動けない
- がんばれない
- 常にぼーっとしている
重たい体を引きずってのろのろ動く様子が、まるでゾンビのようです。
文字にすると、傍から見たら本当にただの怠け者だろうな、ということがよくわかります。
大切な用事があれば外出します。
ほとんどの場合、家を出ると強制的にスイッチが入り、元気に人と接します。
これをきっかけに気分が変わり、状態が上向くこともあります。
だったら毎日用事を詰め込んでしまえばいいのかというと、そうではありません。
疲労が蓄積し、スイッチが入らなくなり、家の外でも症状が出るようになってしまいます。
思考の変化
- 思考力が低下する
- 頭がぼんやりとかすむ
- 頭の回転が極端に遅い
- わかっていても行動できない
- 感情をコントロールできない
- ネガティブ一辺倒になる
- 認識が歪む
- ぐるぐると考え続ける
- ひたすら悲しい
- 無力感や絶望感にとらわれる
- 死という単語が頻繁に浮かぶ
たとえば、お風呂の湯温を決めることができず、給湯パネルの前で立ち尽くしたりします。
当然、仕事も家事もできません。
問いかけられても、ぼーっとしてなかなか応答できません。
会話の場合、複雑な質問には答えられません。
「うん」「ううん」だけで答えられるものだと助かります。
死については、頭に浮かんだり考えたりするだけで、自殺したくなるわけではありません。
「死にたいくらいつらい」ということはありますが、実際に死のうとは考えません。
イスラームの教えが強力なストッパーになってくれています。
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記録は以上です。
ひどい内容だとは重々承知していますが、これをよりよい形に加工するアイデアも気力も、今はありません。
ほんの少しでも何かの役に立ったらいいなと願うばかりです。