Photoshopのショートカットが効かない場合の解決法

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いつものようにPhotoshopを使っていたら、なぜか突然ショートカットが効かなくなった!

先日、そんな困った事態に直面してなんとか回復できたので、解決方法をシェアしておきます。

本記事で使用しているPhotoshopはWindows版のCS6です。

ショートカットとは

ショートカットキー(キーボードショートカット、もしくはホットキーとも言う)とは、コンピュータの特定の機能を動作させるために押すキーである。マウスなどのポインティングデバイスを使用した操作でも同様の機能が使用できるが、「ショートカット」という語が示すとおり、ある程度PCの操作に慣れていれば一般的な操作を迅速に実行できる。

Photoshopでいうと、Ctrl+Zで戻る、Ctrl+Sで保存する、といった操作のことです。

具体的な現象

選択ツールである範囲を選択しているとして、これを解除したい場合、Ctrl+Dというショートカットを使います。

ところが、これをいくら押しても選択が解除できないという現象が起きました。

Ctrl+Dを押しても選択が解除できない!

マウスを使ってメニューから操作すると解除できます

機能そのものは正常で、操作手順にも問題はなく、ただショートカットだけが無効になっているという状態です。

原因と解決

いろいろ探ってみたところ、原因はまさかのこれでした。

お前かーーーー!!!!!

OSの言語入力設定がAR(アラビア語)になっていたことが原因でした。

直前に別のソフトでアラビア語を扱っており、OSの言語入力設定をAR(アラビア語)にしたままPhotoshopを操作したところ、ショートカットが効かなかった、ということだったようです。

OSの言語入力設定をJP(日本語)に戻したら、ショートカットが使えるようになりました

さらに詳しく

試してみたところ、CH(中国語)の場合は問題なくショートカットが使えました。

この違いはどこから?と思って調べてみると、Photoshopにこんな設定項目を発見しました。

こんなオプションを発見。

メニューの「編集 > 環境設定 > テキスト」の中に、「テキストエンジンオプションを選択」という設定項目があります。

このテキストエンジンオプションの設定と、OSの言語入力設定が食い違っていると、ショートカットが効かないなどの問題が起きてしまうようです。

今回の場合、前者が東アジアなのに、後者がアラビア語=中東だったため、問題が発生したということですね。

東アジアや中東の言語には、英語をはじめとする多くの言語にはない、特殊なルールが存在します。

たとえば、日本語では縦書き、アラビア語では右から左に書くというルールがあります。

おそらく、このオプションは「それぞれ言語入力の機能が大きく異なるので、どちらか選択してください」ということなんだろうと思います。

まとめ

Photoshopのショートカットが効かないときは、OSの言語入力設定を確認しよう!