「○○しないと人生終わり」←終わったことあるんですか?

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受験に失敗したら人生終わり。
新卒入社を逃したら人生終わり。
フリーターになったら人生終わり。
無職になったら人生終わり。
何歳までに結婚できなかったら人生終わり。

そんな風なことを言って、不安をまき散らしている人に聞いてみたい。
「それで、あなたは終わったことがあるんですか?」

「人生終わり論」は幻想

ちょっと考えればわかることですが、「○○しないと人生終わり」系の話は100%幻想です。
生きることのハードルを不必要に上げすぎているだけです。

たとえば、「新卒で入った会社を三年以内に辞めたら人生終わる」とか、割と聞きますよね。
私はまさにそれを実行した身ですが、見ての通り、まったくもって終わっていません。

「無職になったら人生終わる」というのも非常によく聞きます。
私自身も半年以上無職でしたし、身の周りにも無職経験者や現役無職の人がたくさんいますが、誰も人生終わっていません。

だって、そんなことじゃ死なないし

人生終わるって、文字通り考えれば死ぬってことですよね。
受験に失敗したり、無職になったり… 普通に考えて、それでどう死ぬというのでしょう。

病気や事故や犯罪は、確かに生命を脅かしうるものです。
然るべき社会保障を受けられず、頼れる人が誰一人いないのなら、それも確かに深刻です。

でも、社会のレールから外れただけでは、別に人は死にません。
現に私も死んでませんし、今後も「人生終わり」系の理由で死ぬことは絶対にないでしょう。

「それでもやばいんだよ」←印象で決めつけるのはやめましょう

普通じゃないから。
みんなと一緒じゃないから。
悪い噂を聞くから。
みんなそう言ってるから。

それ、単純に、よく知らないからイメージで決めつけているだけじゃありませんか?

漠然と不安に思うのはわかります。
でも、それは人生全体におけるごくごく普通な感情です。
「これで寿命の日まで安泰ね!」なんて保証は、どの道に行っても何をしても手に入りませんから。

みんなと違うから不安というのもわかります。
でも、そもそもその「みんな」は本当に多数派でしょうか?
そしてその「みんな」は、安心して幸せそうに暮らしているでしょうか?
逆に「みんな」に含まれない人たちはどうでしょうか?

「今じゃなくて将来詰むんだよ」←詰んだことあるんですか?

これも結局、根拠のない憶測にすぎません。
上手くいかなかった例もあれば、上手くいった例もある。
それはどの道に行ったとしても平等に同じことで、「○○したから」と言えるものではありません。

というか、成功しようが失敗しようが、いずれにせよ詰んでいません。
いつだって、今この瞬間「じゃあどうする?」と広く可能性を探り、選び取ればよいのです。
選択肢がどんどん狭まってしまうのは、その人自身の固定概念がそうさせているのです。

そもそも、将来のことなんて誰にもわかりません。
○○をしたらこうなる、なんて確実なことがわかっていたら苦労しませんよね。
みんな手探り。
みんなアクシデントに見舞われ、ラッキーに見舞われ、よくわからない人生を歩んでいるんです。

地に足をつけて、何ができるか考えよう

むやみに不安を煽る言葉や、イメージだけで心配してくる人とは、ちょっと距離を置きましょう。
視野を狭める先入観も、選択肢を潰してくる諸々の都合も、一旦脇に置きましょう。

終わらせるのも、先に進むのも、自分次第。
行き止まりなんてありません。
心を広く、柔らかくして、今一度考えてみましょう。