興味があっても読まれない?サイトのスマホ対応がもはや必須になっている件について

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Webサイトのスマートフォン対応の必要性が叫ばれ始めて早数年。
今やほとんどのサイトがスマホに対応し、モバイル環境で快適に閲覧できるようになりましたが、そんな中、スマホに対応していないサイトも意外とまだまだあるものです。

しかしながら、いよいよ「わかってはいるけど、うちはまだいいかな」では済まなくなってきたかもしれません。
変に急かしたり売り込もうとしているわけではなく、事実としてそういう時代に突入しているということを、本記事でお話ししていこうと思います。

スマホの閲覧者数はとっくにデスクトップを上回っている。

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上の図は、本サイト(manakaweb)がどのデバイスから閲覧されているか、直近一ヶ月のアクセス解析データをまとめたグラフです。
ご覧の通りモバイル、つまりスマホから閲覧しているユーザーがデスクトップPCを超え、全体の過半数にまで及んでいます。
閲覧者の二人に一人はスマホから見ているということですね。

スマホ対応をしないということは、サイトを見に来てくれた大半のユーザーを蔑ろにするのと同義です。
例えるなら「日本人向けのお店なのに英語で広告を打っている」くらいのミスマッチと言えるかもしれません。

スマホ対応をしていないと検索でも不利になる。

2015年4月21日より、スマホ対応サイトはGoogleの検索結果で優遇されるようになりました。
逆に言うと、スマホ対応をしていないサイトは検索結果に出てきにくくなるということです。
これがもう一年以上も前の話になります。

「情報を発信して誰かに届ける」という目的は、すべてのWebサイトに共通する大前提と言えるでしょう。
検索で不利になるということは、この最も重要な役割を損なうということにほかなりません。

「見たいのに見られない」という致命的な事態が起こる。

スマホ対応が疎かだと、強い興味や必要があってサイトを訪れたユーザーに情報を届けられないという事態が起こります。
多少見づらい程度ならまだしも、そもそも閲覧自体できないというケースも多々あります。
重要なコンテンツにFlashが使われていて見られない、テキストが画面外に大きくはみ出して読めない、閲覧に必要な操作ができず情報に辿り着けない… 実際に経験した方も多いのではないでしょうか。
私もつい最近、読みたいと思ったとある記事の表示がスマホで派手に崩れてしまい、とても本文を読むどころではなく、諦めてタブを閉じたことがありました。

せっかく興味を持って訪れてくれたユーザーに情報を届けずして、一体何のためのWebサイトなのでしょうか。
見づらいのは百歩譲ったとしても、必要な情報を得られないというのは本当に致命的です。

急ぎ、スマホの表示確認と対応の検討を。

私はフリーランスでWebデザイナーをやっている身ですが、驚くべきことに、スマホ非対応の案件は実際に相当数存在します。
様々な事情や都合があってのこととは重々承知していますが、クライアントの将来を考えると心配になってしまうのが正直なところです。

ここまでお読みいただき、心当たりのある方は、急ぎスマホでの表示を確認してみてください。
そのサイトの情報は届くべき人に届いていますか?