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manakaweblog ―フリーランスWebデザイナー・創作家 真中ユエのブログ―

自信をつけた自分になりきってみる

2016-06-07

満開のひまわり

どうしたら自分に自信が持てるようになるのか。
当たり前のようでいて、実は極めて難しいこの問題。

これについてひとつ思い至った方法があり、今日から自分を実験台にして試してみることにしました。
本記事では、その方法に辿り着いた経緯と、その方法がどのようなものなのかを、お話ししていきたいと思います。

自信がなくてもやっていい

私は長年メンタルの問題に向き合い、死ぬほど悩み、脳みそがカスカスになるまで考え、気が遠くなるほどの試行錯誤を繰り返してきました。
そんな中、これは確かそうだなと腑に落ちた事柄がいくつかあります。
そのうちのひとつが、自信がなくてもやっていいということです。

悩んでいるときや苦しんでいるとき、周りから散々言われた(そして今も言われている)言葉に「もっと自信持ちなよ!」というのがあります。
あなたはすごいよとか、能力があるよとか、センスがあるよとか。
だからそんなに自己評価が低いのはおかしい、もっと自信をもっていいんだと。

そんな風に力強く言ってもらえるのは純粋にありがたいことです。
しかし同時に、心の中でどうしても思ってしまうことがありました。
「これだけ言ってもらっても自信を持てない私はやっぱりダメなんだ…」と。

そうなんです。
長年メンタルの問題に向き合ってきて、自信が足りないのはとっくの昔に自覚していて、自分なりに勉強して、観察して、思いつく限りの手を打ってきました。
それでも、自信を持つことは遂にできませんでした。
どれだけ工夫しても、どれだけ評価してもらっても、自信をもつことはできなかったのです。

そこでヒントを得たのがこの記事です。

「自信」についてシンプルに考えてみる|正しいネガティブのススメ

別に、自信は持たなくてはいけないものではない。
自信がなくてもやっていい。
自信がないままやればいい。

このことが腑に落ちたとき、ふっと憑き物が落ちたように感じました。
ああそうか、別にこのままだって何も問題はないんだ。
自信なんて所詮、錯覚なんだ。
自信があろうがなかろうがやっちゃえばいいんだ。

これにて、私の中での自信論議は一旦の決着を見せたのでした。

自信があった方がやりやすい

しばらくはその結論のもと、心穏やかに過ごしていました。
自信がなくてもやっていいという価値観は、余計な負担も束縛もなく、非常に快適です。
ここまで辿り着けてよかったと心の底から思っています。

しかしながら、そうして過ごすうちにあることに気がつきました。
それは、なんだかんだ自信があった方がやりやすいということ。

自信は別になくてもいい。
けれど、あった方が物事に取り組みやすいのも確かなのです。
「これめっちゃ得意!」とか「絶対これは良いものだ!」とか「自分は価値ある人間だ!」という根拠のない自信。
それってやっぱり、とても強力なモチベーションになるんですよね。

想像してみてください。
自信なさげにおっかなびっくりやっているAさんと、シャンと前を向いて堂々とやっているBさん。
たとえ成果物が同じでも、どちらの方が本人の精神的にラクでしょうか。
どちらの方が息長く継続したり、ぐんぐん伸びたりできそうでしょうか。

自信は別になくてもいい。
でも、あった方がやりやすい。
これもまた真実なんだなと思い至ったのです。

自信をつけた自分になりきってみる

そこで考えたのがこの方法です。
「自信がなくてもやっていい」を大前提に、それでもやっぱりあった方が便利そうだなと思ったら、自信をつけた自分になりきってみる。

たとえば、今日一日のTODOリストを作って消化していくとしましょう。
自信のない本来の自分は、やるべきタスクの量を目の当たりにして「どうせ全部なんてできないだろうな…」と考えます。
それでもやらねばならないので、重い腰をよいしょと上げて、ひとつひとつを一生懸命せっせとこなします。
しかしやはり頑張ってやっていることですから、そのうち疲れてしまいます。
ちょっと休憩して、ちょっとのはずがだらだらと伸びて、罪悪感を感じたまま一日が終わり、消化しきれなかったTODOリストを眺めて落ち込むことでしょう。

そこで、ちょっと想像力をはたらかせてみます。
自信をつけた自分なら、どうするだろう?
自信をつけた自分なら、どう考えるだろう?

「自信をつけた自分」がイメージしにくいなら、身の周りの自信を持ってうまくやっている誰かでも構いません。
その人になったつもりで物事に当たってみるのです。

先ほどの例で考えてみましょう。
自信をつけた自分なら、やるべきタスクのリストを眺めて「よし、やるぞ!」と思います。
「さっさと片付けて身軽になっちゃおう」とか「全部できなくても別に平気だし」と考えます。
そうしてすっくと立ち上がり、ひとつひとつを軽い気持ちでこなしていきます。
疲れたなと感じたら遠慮なく休憩して、心身をしっかりいたわります。
もしそれがうっかりだらだらと伸びてしまっても「そりゃたまには怠けたいよ、仕方ない!」と晴れやかにとらえ、作業を再開します。
一日の終わり、消化しきれなかったTODOリストを見て「まあこんなもんでしょ、よく働いた~」と開放感に浸ります。

実は上記の例は、まさに今日、私自身が実際にやってみた内容です。
自信なんて所詮は錯覚。
だったら、自信がある風になりきることで、同じような効果を得られるんじゃないか。
そう思って自分を実験台にして試してみたら、やっぱりその通りになりました。

無論、これは精神が健康なときでないと実行が難しいでしょう。
抑うつ状態のときには、そもそもこれをやろうとすら思えないはずです。
なので無理なく、できそうなときに、やりたいときに、ここぞというときになりきってみるのが良いでしょう。

第一回目は見事にうまくいったので、今後も引き続き、効果のほどを検証してみるつもりです。
この記事がどなたかの気付きに繋がったなら、とても嬉しく思います。