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manakaweblog ―フリーランスWebデザイナー・創作家 真中ユエのブログ―

生きるのが辛い?多分、そのままで大丈夫です

2016-04-20

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生きるのが辛いと思っている人。
もうたくさんだ、疲れた、死んでしまいたいと思っている人。
どんなに努力しても先が見えなくて途方に暮れている人。
きっとたくさんいますよね。

かくいう筆者も、「もういい加減しんどいわ」と思いながら生きること、早数年。
生活が変わっても、時間が経っても、工夫や努力を重ねても、この感覚だけはどうにも変わりありません。

この記事では、そんな心情についての個人的な所感をまとめてみようと思います。

うすっぺらい解決策の数々にうんざり

心がしんどいとき、「生きるのが辛い」なんて打ち込んで検索したりしませんか。
私はします。
そうすると、励ましのメッセージやら、甘えたこと言ってんじゃねえという喝やら、こうしたら良くなるというアドバイスやら、癒しを得るためのいろんな方法やら、ポジティブっぽい情報が山ほど出てきます。

前々から疑問だったんですが、こういう情報が本人にとって有益にはたらくことってあるんでしょうか。
少なくとも、私は一切役に立った覚えがありません。

辛くて仕方がない最中にポジティブなことを言われても、溜息しか出ません。
それに「こうしたら楽になるよ!」系の情報って、内容は確かにもっともだけれど、辛くて仕方がない最中にはできません。
そういうときって、たとえできることでもできないと信じこんでしまっているので。

つまり、生きるのが辛いと思い悩んでしまう状態のときには、ポジティブな情報は全部上滑りして役に立たないのです。
いかにも有益なふりをした、うすっぺらい情報の数々にうんざりさせられた経験、ありませんか。

いくら訴えてもわかりあえないことにうんざり

しんどさに耐えかねて、思いきって誰かに打ち明けることもあるかもしれません。
私も何度、危うい場面を人に支えてもらったかわかりません。
ただただありがたいの一言です。

しかし、誤解を恐れずに言い切ってしまうと、これも所詮は対処療法。
生きるのが辛いという状況の解決にはまったく結びつきません。

懸命に辛さを訴えて、相手も真剣に聞いてくれて、気持ちも真摯に受け止めてもらえて。
わかってもらえると本当にほっとして、共感などしてもらえると更にほっとして。

でも、決して互いに「わかりきる」ことはできません。
結局、本人の辛さは本人にしかわからないし、考えていることを他人にすっかり理解してもらうこともできません。
他人にそれを要求することもできないし、要求したところで実現は不可能で、しかもそれはお互い様です。

この壁に正面からぶつかったとき、ああ人って本当に孤独なんだと、どれだけ言葉を尽くしても辛いのに変わりはないんだと、底なしの絶望感に襲われる。
そんな経験をしたことはありませんか。

多分、「生きるのが辛い」は解決できない

「生きるのが辛い」という、出口の見えないトンネルを手探りで歩いているようなしんどい気持ち。
なんとかこれを解決しようと、筆者もこれまで気が遠くなるほど、足掻いて、もがいて、思いつく限りの努力や工夫をしてきました。

それで実際、生き方は変わりました。
考え方も変わりました。
仕事も生活も変わりました。
人付き合いも変わりました。
ですが、「生きるのが辛い」のはどこまでいっても変わりません。

もういい加減、認めざるを得なくなってきました。
多分、「生きるのが辛い」は人の力では解決できません。

解決するとしたら、それは年齢を重ねるうちに自然と腑に落ちたり、偶然の出逢いによって人生が変わったり、不意のきっかけで人生観が塗り替えられたり…
そういう自力とは関係のない、天啓のような要因によるのでしょう。

「いや、こうすれば絶対に良くなる!」という方法があるにしても、本人がそれを実行できるか否かは、やはり本人の意志とは関係のない何かが多分に影響している気がします。
タイミングとか、環境とか、条件とか、導きとか。
となるとやっぱり、それは自力の及ばざる領域のように思います。

多分、このまま生きていれば大丈夫

あまりにも多くの人が、辛い、しんどいと零しながら生きている今の社会は、見ていて本当に痛々しいものです。
だからこそ、一刻も早く今の辛い状況を抜け出したくなるんですよね。

でも多分、結局、このままの調子で生きていればいいんでしょう。
というか、思いつく限りの試行錯誤をしてこれなんだから、このまま生きていることしかできません。
人事を尽くして天命を待つ、です。

同じように「生きるのが辛い」と思っている方。
できるだけのことはやってみましたか。
やったなら、多分、そのまま生きていれば大丈夫ですよ。

やることはやって、それでもしんどいならそのまま生きて、危うくなったら対処療法に頼って。
今までだって辛いと思いながらも生きてこられたんだから、それだけ強いってことだから、大丈夫。
試行錯誤も懲りずに続けて、でもそうしてアンテナを張り続けることで、転機が巡ってくるかもしれない。

「結局何の役にも立たないじゃないか」と思われた方、その通りです。
結局、自力では解決できないわけなので。
ただ、こういう考えに辿り着いた同志がいるんだということを、頭の隅に置いておいていただければ幸いです。